公益財団法人広島県男女共同参画財団の評議員をしている主夫パパ北佳弘(@yoshihiro88kita)です。
財団が出来た当初から、評議員として関わらせて頂いています。
公益財団なので、公益事業を中心に、収益事業も展開していて、当日赤字が続き評議員会も少し暗い(なんとかしなければ!という)印象でした。
それが、数年前の報告で、収益事業も順調に進み黒字に展開出来た!
これからだ!という段階で、移転の話が急浮上しました。
まぁこの件はあまり深堀りしませんが・・・・
結果、昨年夏に男女共同参画財団エソール広島は、超好立地なおりづるタワーの上層階にお引越しをしました。
エソール広島が移転したわけですが・・・・
今日問いたいのは、
そもそもエソール広島って知ってますか!?
ってことです。
移転前の富士見町にあった時から知らない人の方が多いと思っています。
子育て世代に話しても、全く知らない方の方が多い。
(公財)広島県男女共同参画財団の評議員会へ。
この2年は富士見町からおりづるタワーに移転をする中で大変な時期だったと思います。
これからここが広島県民にとってどういう意義ある場に育っていくのか共に考えていきたいと思います。#広島県男女共同参画財団#エソール広島#おりづるタワー pic.twitter.com/WFkUkUQ3AX— 北佳弘🍳主夫👶父親支援🌲木育コンシェルジュ (@yoshihiro88kita) June 21, 2019
評議員会では、今後どうするかという議論も出ていますが、みんなエソール広島を知っている、「広島県女性総合センター」の頃からの方達には、まわりはエソールを知っていることが当たり前な環境だと思います。
でも、若い世代や子育て中の方は知らない人多いし、そもそも施設に行く理由がよく分かっていない。
そんな中でも、今回の移転は僕としてはある一面では良いことだと捉えています。
新しい風が吹き、新しい場所になる。
これまでの活動されてきた方達の想いを理解しながらも時代の流れと共に、新しい展開は必要だと考えています。
今日の評議員会の中でも、男女共同参画の「男女」が今の時代に合っているのかということも出てきました。
LGBT(セクシュアル・マイノリティ 性的少数者)などの話題も増えている中で、男・女で括ることも違和感を感じるようになってきました。
まぁ何はともあれ、施設の周知が最優先だと思います。
知られないことには、来館することはないし、知ってもらい来館してもらうためには仕掛けが必要。
だってね、ここの超一等地ですよ。
おりづるタワー最上階とほぼ同じような展望が楽しめます。
家賃は県からの補助ですが(つまり税金)、年間5000万円近くかかります。
利用率と広島県の男女共同参画拠点のシンボルとして、仕掛けていかないといけないんです。
正直なところ、ここ数年の動きは、まだ試行錯誤中に感じています。
富士見町に居たころと色々と雰囲気が変わっている印象です。
それは収益事業がなくなり移転することなどで職員さんが新しく変わったことなども影響していると思いますが、周りからはそんなこと分からないですよね。
この2年間は移転に伴う様々な業務で、本来の業務がなかなか出来なかったこと。
収益が上がってきた途端に、移転により公益事業しかできなくなったこと。
様々葛藤もある中で、新しい形を考えている理事長の言葉には重みと歴史がありました。
微力ながら僕も(周知の面を中心に)何か出来ないかと考えています。
その中の1つが木育養成プログラムの拠点としての利用です。
これは昨年の段階からある程度考えていて、年度末の3月に一度イベントを実施しました。
おりづるタワー自体が木質化された空間のイメージが強いため、木の繋がりは連想しやすいものになります。
また改めて詳しく書きますが、初めての木育コンシェルジュ養成講座も、おりづるタワーのエソール広島研修室にて実施予定です。
多世代交流の中から、男女共同参画を意識しています。
関心ある方はぜひお申込みを!
詳細はパパフレンド協会のイベント詳細ページをご覧ください。
他にも男性向けの家事育児講座の企画について先日相談を受けて打ち合わせを行ってきました。
得意分野で協力出来ることを進めて、価値観や社会はすぐに変わるほど簡単なものではないので、少しずつ少しずつ意識啓発を共に行っていければと思います。