子育て

手作りダンボール迷路の設計図の作り方を公開!簡単な仕掛けで何倍も楽しませる方法

子どものやってみたい!は、親として出来るだけ応えてあげたい。

でも一人の子育てではなかなか難しいこともありますよね!

特にテレビを見ていて、これをやってみたい~なんて言われても。

制作費が無いし大がかりなものは無理(汗)

 

我が家でも息子達が幼稚園児の頃、NHKのみいつけた!を観ていて、

ダンボール迷路をやってみたいーとよく言われていました。

今回は、地域の子育て応援イベントの中で実施したダンボール迷路作りから、

特に設計図の図面などによる工夫ポイントをお伝えします。

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出来るだけ材料費にお金を使わないダンボール迷路の作り方や、

自立式ダンボール壁のポイントなどはこちらの記事をご覧ください。

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繰り返し使えるダンボール迷路キット(栗原紙器製作所)を購入しイベントを開催している。

予算がある場合はこちらも参照してもらいたい。

ダンボール迷路をより楽しめるよう工夫するポイント

子ども達によりダンボール迷路を楽しんでもらうポイントをお伝えします。

見た目のワクワクも重要

イベント前日に作ったダンボール迷路です。

ここまで作るだけでもかなり大変でしたが、やはり茶色いダンボールがあるだけでは殺風景。

色味が欲しいところですね!

材料費をおさえる記事でも伝えた通り風船は効果絶大です。

安上がりで一気に雰囲気が賑やかになります。

合わせて色テープも準備しましょう。

より長く迷路内に滞在させる工夫

ここでのイベントは、このような迷路を作りました。

事前にダンボール箱の数や配置が分かるように図面づくりは大切です。

組み立てる前にマスキングテープやロープとガムテープを使い、図面通りに迷路を作っておきます。

自立型のダンボール壁を作る場合、30cm程度の幅が必要になるため、

その間隔を考慮した上での、図面のサイズを計算することも重要です。

子ども一人と、親が後ろをついて歩く。

多少のすれ違いがあることから、通路幅は1m弱でも十分耐えられます。

図面に戻ると、普通にスタートからゴールを目指す場合、青いラインを辿ると簡単にクリアできてしまいます。

幼児くらいであれば、これだけでも十分に楽しめるかもしれません。

また会場のサイズ次第で、そこまで大きなものは作れない場合もあります。

今回の会場も横長になるため、どう脇道を作るか悩みました。

チェックポイントを追加する。

そのままゴールを目指すだけではあっという間に終わってしまうため、幾つかの通過ポイントを作ることで、子どもがより長くダンボール迷路で遊ぶことが出来ます。

特に幼児くらいの場合、まだ言葉や数字が分からない場合があるため、イラストで示すと分かりやすいです。

こうやって、チェックポイントに行かなければゴールを認めないルールにすることで、

子ども達はゴールまで一直線でたどり着いても、再び戻って遊ぶことが出来ます。

元々は青いルートだけだった正解の道が、2つのチェックポイントを作ることで何倍も中を移動する形に出来ました。

その分行き止まりの場所が減ってしまうという難点もありますが、実はこの迷路の設計図には1つ拘ったポイントがあります。

それがこの赤い印のところ。

あえて、2つのチェックポイントとゴールに向かうための分岐点を1カ所にまとめました。

これにより、このポイントに来た際に子ども達が次にどこに行けば良いのか迷います。

赤いポイントの写真です。

5つの分かれ道から行きたい方向や来た道が分からないようにする。

間違える子は入口の方に戻ってしまったり、かなり狙い通りの反応をしてくれました。

このようにスペースが限られていても分岐点をまとめてみたり、チェックポイントを作ることでダンボール迷路は楽しさを倍増させることが出来ます。




順番待ちの列ができることを想定しておく

この時のイベントでは、400人以上の子ども達がダンボール迷路で遊んでくれました。

一人では出来ない子育て遊びですが、地域の協力などあることで実現出来るものもある。

そして、それらは多くの親たちが望んでいる内容でもあるんですよね!

みんな、ダンボール迷路で子どもを遊ばせてみたい。

インターネットなどで売られているダンボールキットの場合は、高さ制限があるものが多い。

小学生くらいになるとハイハイの体勢にならないと通れない場合があります。

組み立てて何度も使える利点はとても良い!

 

自立型のダンボール壁を作ったタイプのダンボール迷路は親が立ったまま付き添えるので、

これはこれで親子で楽しめます。

子どもが迷っている姿を近くで見られるのも楽しいですよ!

一度に多くの方が入りすぎると、危険なので、このような入場制限の立て札は作っておいた方が便利です。

特に今回の図面ではチェックポイントから5つの分かれ道まで行き来があります。

参加者同士がすれ違う場面が多いため10~15組ずつ入場するようにしました。

また、1日を通したイベントでのダンボール迷路の場合色々な場所が壊れてしまうので、

迷路内に数名スタッフを配置して補修をする準備をしておいた方が安心です。

予備のダンボール壁も幾つかあると致命的な破壊をされた壁の代用に役立ちます。




手作りダンボール迷路は壊すところまでが遊び

市販のダンボール迷路キットと、手作りダンボール迷路の違いは。

最後に子ども達で壊して遊べる点です。

迷路遊び以上に子ども達は活き活きします。

「壊す」という普段やってはいけない行動を許される瞬間!

子ども達の目はキラキラと輝きます。

 

「ダンボール壁の下敷きになってしまわないか」

この点だけは注意深く見ながら、出来るだけ自由に壊させてあげましょう。